靭帯性関節ストレイン

記入日:2014年10月29日

靱帯性関節ストレイン

靱帯性関節ストレイン

Google ブックス にて『靭帯性関節ストレイン』の中身が一部(かなりの分量)見ることができます。
ご参考まで。
http://goo.gl/ev91KK



アマゾン上の解説
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靱帯性関節ストレイン・テクニックは、
スティル、サザーランド以来、100年以上にわたって使用され、
効果を上げてきたオステオパシー・マニピュレーションである。
関節が障害されると靱帯がストレインを受け、均衡していた靱帯の緊張が崩れる。
通常、より弛緩している方がストレインを受けた靱帯であり、
より引き締まった方が正常な靱帯である。
治療の目的は、双方の靱帯のバランスをとり、弛緩した靱帯を引き締め、
骨が元の正常な位置に戻るまで、その等しい緊張を維持することである。

矯正テクニックの原理は、スティルの教えに基づく、
(1)自由化、(2)誇張、(3)バランス――を3つの要素にしており、
間接法を主体にして、直接法とのコンビネーションで組み立てていく。
当然、筋・腱・筋膜へのアプローチも多く、のちにこれが筋・筋膜リリースとして分離していく。

本書ではこれらエッセンスを透過式(スケルトン)のイラストを通してわかりやすく解説がなされている。
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靭帯性関節ストレインというオステオパシー系の手技は、
私がカウンターストレインと並列して、
サブメインとして多用しているテクニック。

手技療法の初学者が、
最初にみっちり身につけていただければ、
施術成果を確実に引き出してくれるため、
自信につながるという典型的な手技です。

やり方は、日頃施術で人体に接しているものは、
さほど難易度が高くないといえよう。


順序立てた施術をほどこす際の手順解説は、
本書のやり方を解説するイラストを最大限参照観察し、
まったくその通り行えば、
ある程度のリリースは容易にできてしまう。

私が一番最初、こちらのテキスト通りに膝等のリリースをしたら、
非情に高い成果を示されたため、かなり感動したことを思い出す。

多大な効果が期待できるうえ、
即効性もある。
安全性も高い。



個人的感想だが、比較的マスターしやすいのが、
こちらの靭帯性関節ストレインであるといえる。
身につけていないならこれほどもったいないと思えるものはない。



リリースの仕組みが理解できれば、
靭帯部位のリリースの要点を把握しやすくなり、
この手技療法を理解から、さらなる靭帯リリースの応用が可能。