ポラリティセラピー

ポラリティセラピー、極性療法。

マッサージでは圧をかけることで筋肉の凝りにより結構悪化した部分を緩めるような施術をしますよね。

それに対してポラリティセラピー。

手技としては圧迫を加えるような疲労感はないもので、
まるでハンドパワーでマジカルに体の不調が改善するかのように思える。

人体には計測可能な体の左右のプラスとマイナスのエネルギーが帯電して流れを持つという特性がある。
それが体調不良に陥っているときには、体内でのエネルギーの流れが乱れてしまいます。


施術者の自身の手の極性を利用したり、
痛みの伴わないやさしい手技方法により、
エネルギーの乱れを正常化させるようにする。

そうすることにより体の各部に行き渡りづらくなっていたところまで
生命エネルギーが届けられるようになり、
正しく身体が機能し始めることで癒されます。


そういえば、私がかつて読んだどちらかのポラリティセラピー紹介文章では
こちらのセッションにより「骨格が正しい位置に動く」ということが、
語られていました。

ただそこはケース・バイ・ケースのことです。

劇的な期待値を煽りすぎるのは、
症状が重い方や原因が極性の乱れからこない方などそのようにならなかった人もいます。
それに元通りの位置に戻る可逆性などもあるでしょう。
かえって慎重な方々に、信ぴょう性を疑問視されて接触の機会が遠ざけられることもあると思います。
劇的な成果イメージがひとり歩きしないほうがいいとかもしれませんね。

個人的に私はポラリティセラピーは、
たま出版で出ていた小冊子的なポラリティセラピーの本を手にした時からずっと好きな療法です。

こちらの施術法で体調不良に転じたという話はあまりききませんから、
スローライフを送られる方々へのとっておき健康レシピになるのではないかと思います。

そのような取り組みとして身につけられるといい手技でしょう。



各部位の流れの乱れを正すやり方があって、
下記の本にそのやり方が公開されています。
通常、セミナーなどでは相当な費用が請求されそうなほどの内容で、
それが惜しげも無く提供しているというのは著者のアラン・シーゲル氏の愛を感じます。

ポラリティセラピー/生命エネルギーによる癒し (ポラリティ出版)

ポラリティセラピー/生命エネルギーによる癒し (ポラリティ出版)

  • 作者: アラン・シーゲル,フィル・ヤング,早志享子,ポラリティ出版,橙花美樹
  • 出版社/メーカー: ポラリティ出版
  • 発売日: 2014/09/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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(ポラリティセラピーの創始者であるドクター・ランドルフ・ストーンは、もとはカイロプラクティックオステオパシー、ナチュロパシーなどの専門医だったが、それらによる治療の効果は一時的に過ぎないことに気づき、病気を根治させる方法を模索し始めた。その結果、古代インドや中国の知恵から多くを学ぶこととなり、東洋医学の考え方に根差したポラリティセラピーを始めるにいたった。)(ポラリティセラピーは、人の体にはエネルギーが流れており、エネルギーの流れが滞ったときに病気が起こるという考え方にもとづく。ポラリティセラピーの考え方によれば、病気そのものを直接治療しなくとも、エネルギーの滞りをなくすことによって、治癒は自然に起こる。 1.エネルギー理論の基礎 人の体には極性があり、頭側がプラス、足側がマイナス、右側がプラス、左側がマイナスである。人の体には「生命エネルギー」というエネルギーが流れており、生命エネルギーは電磁エネルギーと同様にプラスからマイナスに流れる。 生命エネルギーには、五つのエレメント(空、風、火、水、地)に対応する五本の「縦の流れ」、チャクラを通る二重の「カドゥケウスの流れ」、右から左に流れる「横の流れ」、へそから出る「らせんの流れ」がある。 また、人の体には各エレメントに対応する五つのオーバルフィールド(火に対応する頭蓋腔、空に対応する喉の腔、風に対応する胸腔、地に対応する腹腔、水に対応する骨盤腔)がある。このオーバルフィールドの境界部分の流れをよくすることが、全身のエネルギーの流れをよくするうえで重要である。ポラリティセラピーでは病気に働きかけるのでなく、エネルギーに働きかける。エネルギーの流れを回復させることで、病気は自然に治る。ポラリティのボディーワークの基本は、両手を使って体の二箇所に触れ、その二箇所の間のエネルギーの流れを促すことである。





下記の本は、より一般向けの解説書という位置づけかもしれませんが、
ユニークな食事療法やエクササイズなどが上に挙げた本よりも詳細に語られています。

ポラリティーセラピー ヘルスビルディング

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