指圧の本のこだわり

2014年12月現在、

私が「指圧」のテキストで読み込んだり利用しているメインは以下となります。

  • 圧のこだわり
  • 圧のいろは
  • 横臥へのこだわり
  • 指圧(増永 静人)
  • 経絡と指圧(増永 静人)
  • 陰指圧
  • よくわかる指圧テクニック―術者の体にもやさしい呉竹指圧



 詳細にして見やすく、観て楽しくなるわかりやすい専門書であること

たにぐち出版からでている

・圧へのこだわり
・圧のいろは
・横臥へのこだわり

は、見やすさではお勧めです。
大判の本でカラー。
かゆいところにも手が届く内容で、
講習で実際に利用されたテキストでもあるそうです。

「圧へのこだわり」で解説してあるASPAの理論という、X(エックス)を意味する
明快な身体のゆがみが生じる流れを追求した理論体系の解説は秀逸です。

 個人的な医王会の本へのあこがれ

・指圧(増永 静人)
・経絡と指圧(増永 静人)

手先や指先の圧だけではなく、
肘を使い、膝を使い、実に充実した圧をかけている内容が伝わってくるテキストです。

私は増永 静人先生の創始した医王会の講習会には、
参加させていただく日程が合わず通ったことはありません。
私どもの施術をお受けいただいている施術家の方が通っておられます。
国家資格を取得していないものも、講習会の参加は認められています。
充実した内容を駆け足で教えていただけたようなものですが、
私もいつか機会を得て通わせていただきたいと願っています。
かなり内容が詰まっているから、ついていくのに大変だということで、
私は所有していませんが、以下の本が平易に書かれたものと紹介されたそうです。

・スジとツボの健康法―生命のひびき

 衝撃的だった「陰指圧」のテキスト

・陰指圧

赤ひげ堂の「三角相関」による治療について解説してある本。
なんてセンスのいい見方をなさる先生がいることだろうかと。
この本を手にとったときに、驚きました。

 指圧の施術をおこなう際の、体の捌き方を詳細に伝えてくれる良書

・よくわかる指圧テクニック―術者の体にもやさしい呉竹指圧

こちらの本は施術をする際の施術者の体の活かし方の良し悪しをわかりやすく丁寧に伝えてくれているめずらしい本。
初学者が陥りやすい誤った施術姿勢を多くのページを通して紹介してくれています。
指圧関係のみではなく、他の施術をなさるスタイルの方々にも応用は効くでしょう。
多くの臨床家にとって実践的なありがたいテキストといえると思います。




余談ですが。
医療書の一般書レベルの本で良質なものも増えています。
ですが概要は理解できるかもしれませんが、
臨床で使えるほど突っ込んだ書き込みがあるものは少数。
高額であっても専門書を手にしてみて、詳細を理解する。
基本はそのように細部を明快にはじめから着眼しておく。

そうしておかないと、
体の中のブラックボックスが大量に発生してしまいます。
一般書レベルの内容でお客様に対して解説をすることが、
限られた施術時間のなかでの説明にはつきものですが。
内容を深く見通した後にそのような説明をするのか、
そうではない知識しかなくておこなった解説なのか。
説明途中で、もう少し詳細を聞かせてほしいといえば、
すぐにわかります。
内容があまりよく頭に収まっていないときには、
同じような言葉をリピートして解説しようとしますが、
内容が噛み砕かれて豊富な情報とともに持っていれば、
別の視点や視野からの解説がなされることでしょう。



小野田茂先生著書

圧へのこだわり

圧へのこだわり

横臥へのこだわり―AZE SHIATSU

横臥へのこだわり―AZE SHIATSU

指圧のいろは

指圧のいろは


医王会 増永静人先生著書

指圧

指圧

経絡と指圧

経絡と指圧

スジとツボの健康法―生命のひびき

スジとツボの健康法―生命のひびき



よくわかる指圧テクニック―術者の体にもやさしい呉竹指圧

よくわかる指圧テクニック―術者の体にもやさしい呉竹指圧

指圧

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