指圧の本のこだわり

2014年12月現在、

私が「指圧」のテキストで読み込んだり利用しているメインは以下となります。

  • 圧のこだわり
  • 圧のいろは
  • 横臥へのこだわり
  • 指圧(増永 静人)
  • 経絡と指圧(増永 静人)
  • 陰指圧
  • よくわかる指圧テクニック―術者の体にもやさしい呉竹指圧



 詳細にして見やすく、観て楽しくなるわかりやすい専門書であること

たにぐち出版からでている

・圧へのこだわり
・圧のいろは
・横臥へのこだわり

は、見やすさではお勧めです。
大判の本でカラー。
かゆいところにも手が届く内容で、
講習で実際に利用されたテキストでもあるそうです。

「圧へのこだわり」で解説してあるASPAの理論という、X(エックス)を意味する
明快な身体のゆがみが生じる流れを追求した理論体系の解説は秀逸です。

 個人的な医王会の本へのあこがれ

・指圧(増永 静人)
・経絡と指圧(増永 静人)

手先や指先の圧だけではなく、
肘を使い、膝を使い、実に充実した圧をかけている内容が伝わってくるテキストです。

私は増永 静人先生の創始した医王会の講習会には、
参加させていただく日程が合わず通ったことはありません。
私どもの施術をお受けいただいている施術家の方が通っておられます。
国家資格を取得していないものも、講習会の参加は認められています。
充実した内容を駆け足で教えていただけたようなものですが、
私もいつか機会を得て通わせていただきたいと願っています。
かなり内容が詰まっているから、ついていくのに大変だということで、
私は所有していませんが、以下の本が平易に書かれたものと紹介されたそうです。

・スジとツボの健康法―生命のひびき

 衝撃的だった「陰指圧」のテキスト

・陰指圧

赤ひげ堂の「三角相関」による治療について解説してある本。
なんてセンスのいい見方をなさる先生がいることだろうかと。
この本を手にとったときに、驚きました。

 指圧の施術をおこなう際の、体の捌き方を詳細に伝えてくれる良書

・よくわかる指圧テクニック―術者の体にもやさしい呉竹指圧

こちらの本は施術をする際の施術者の体の活かし方の良し悪しをわかりやすく丁寧に伝えてくれているめずらしい本。
初学者が陥りやすい誤った施術姿勢を多くのページを通して紹介してくれています。
指圧関係のみではなく、他の施術をなさるスタイルの方々にも応用は効くでしょう。
多くの臨床家にとって実践的なありがたいテキストといえると思います。




余談ですが。
医療書の一般書レベルの本で良質なものも増えています。
ですが概要は理解できるかもしれませんが、
臨床で使えるほど突っ込んだ書き込みがあるものは少数。
高額であっても専門書を手にしてみて、詳細を理解する。
基本はそのように細部を明快にはじめから着眼しておく。

そうしておかないと、
体の中のブラックボックスが大量に発生してしまいます。
一般書レベルの内容でお客様に対して解説をすることが、
限られた施術時間のなかでの説明にはつきものですが。
内容を深く見通した後にそのような説明をするのか、
そうではない知識しかなくておこなった解説なのか。
説明途中で、もう少し詳細を聞かせてほしいといえば、
すぐにわかります。
内容があまりよく頭に収まっていないときには、
同じような言葉をリピートして解説しようとしますが、
内容が噛み砕かれて豊富な情報とともに持っていれば、
別の視点や視野からの解説がなされることでしょう。



小野田茂先生著書

圧へのこだわり

圧へのこだわり

横臥へのこだわり―AZE SHIATSU

横臥へのこだわり―AZE SHIATSU

指圧のいろは

指圧のいろは


医王会 増永静人先生著書

指圧

指圧

経絡と指圧

経絡と指圧

スジとツボの健康法―生命のひびき

スジとツボの健康法―生命のひびき



よくわかる指圧テクニック―術者の体にもやさしい呉竹指圧

よくわかる指圧テクニック―術者の体にもやさしい呉竹指圧

指圧

id:指圧

バイオレゾナンス・メディスン (=波動共鳴による身体調整法)

私が所有している波動調整機器は、
ドイツ製のレヨコンプPS10


water-1.jpg



基本的に施術にバイオレゾナンス・メディスンを利用しているわけではないのだが、
いざというときに小回りがきく療法だ。


以前から興味関心を持っていたのだが、
高額で購入に躊躇していたのです。
ですが義兄がガンを患った際に、
多少の改善を見ることができればと考えて購入。

ただ抗がん剤の副作用が強い場合は、
効果が出にくいといわれていたので、
もう少し早い購入をしておくように
踏みきれていたらと思った次第です。



マニュアルを開くと、
ありとあらゆる体の箇所の周波数が分析されている
その事実に驚くことでしょう。


身体的なコンディションを調べることが出来るだけではなく、
精神的な状態もチェックできる
そこが画期的といえるだろう。



たとえば、関節炎を調べたい場合を例に取ろう。

該当する周波数が「64.00」「78.00」「99.00」の3つある。
それら3つの周波数をレヨコンプPS10から身体に送波します。
(痛みや不快感等はまったくない)
そしてダウジング機器をレヨコンプにつなぎ、
3つの周波数を身体から発生しているかどうかをチェックする。

正常であれば、ダウジングが円を描いて回り出すアクションをとる。
異常があれば、ダウジングが直線的な動きになる。

異常である際は、そのままレヨコンプからの周波数を体に送り転写を続ける。
するとダウジングがやがて円を描き回り出す。
それで調整の終了となります。

問題が深刻であればあるほど、調整に時間がかかるでしょう。
一度調整しても、一定期間を過ぎると、
また調整が必要になる場合があります。

そしてダウジングという道具を利用し、
状態をチェックするものですからダウザー的な素養がなければ扱いきれない
そのことを知らずに本機を購入した人は、戸惑いを隠せないことでしょう。
幸い、私は多少、そのようなトレーニングを実践的に積んできていますから、
その下地を踏まえてさらに知識と実績を積んでいくというようにしました。


レヨコンプは、コンピュータでプログラムされた周波数を順次自動的に送波することができます。

自分で必要な周波数を調べて、それをカードに記録させて保存できる
プリセットされた症状別の周波数の送波プログラムもいくつか用意され、利用できる。


バイオレゾナンス・メディスンを体験したものによっては、
大変に成果を感じたというものもおられる反面、
さっぱり実際の効果を感じられないというものもおられる。
そのようにくっきり二手に分かれてしまう。


実際、ヨガの先生で精神的な安定を事前に感じ取れるようなセンスを磨いているものには、
大きな変化を感じられたという感想が多く、
なんらかの好転影響が与えられるのは確か。


そして猫やハムスター等の、人間以外の動物が体調を崩したときに私はこちらを多用した。
すると先ほどまで瀕死の状態であったといえる猫が、不思議にありがたいことですが、
復調したということを数十度も体験しこの目でみている。



だから小動物用の健康管理用の機器として役立つものだ、
という活躍の場を得た認識が私にはあります。


私自身が、レヨコンプで調整をしてみたとしても、
やはり効果があるのかどうか、微妙なところである。
自分が鈍感で成果をくみ取れていないだけかもしれない。
私の以降の精進が必要なのでしょう。


またジオパシック・ストレスという地面の下からの体に負担を強いる周波数の波動があるということが知られている。
そのストレスを軽減することができるやり方もある。
ただ、ジオパシック・ストレスが発生する周波数がでている場所を突き止めたのなら、
その場所に居続けることを避けるようにすべき。
特に寝室がそうであった場合には要注意となる。



ちなみに、私が購入している機器は下記のようなものです。
パウル・シュミットのバイオレゾナンス実践機 レヨコンプPS10
http://rayonex.co.jp/item/20003A/






バイオレゾナンス・メディスンの参考書として。

バイブレーショナル・メディスン―いのちを癒す「エネルギー医学」の全体像

バイブレーショナル・メディスン―いのちを癒す「エネルギー医学」の全体像

出版社からのコメント
生命エネルギー医学の基本図書、待望の邦訳なる 現代医学が忘れてしまった大切なもの、それは人間の生命力への信頼と、それを養い、伸ばしていく技法です。

この本は、鍼灸ホメオパシー、フラワーエッセンス、クリスタル、心霊治療、ラジオニクスなど、世界のさまざまな伝統/代替療法ニューエイジ療法、サイキックな療法が、西洋医学の理論では無効であるにもかかわらず「なぜ効きつづけてきたのか」を、「生命エネルギー体としての人間」という観点から考察し、あらゆる癒しのわざは、じつは人間の微細身体(エーテル体、アストラル体など)の生命エネルギー(プラーナ/気ともよばれてきた)を調整する技術なのであり、物質的身体以上のレベルで作用しているのではないか、という大胆かつ統一的な仮説を展開しています。

アメリカではすでに10!万部以上が読まれているロングセラーであり、多くのヒーリング/ホリスティック医学関係者の共通のよりどころとして、「エネルギー医学」「波動医学」という新しい癒しのコンセプトを広めた原動力となりました。21世紀は医学と宗教と科学が古代のようにふたたび融合する時代となるのかもしれません。

『癒す心 治る力』『人生は廻る輪のように』『森の旅人』などの訳者である上野圭一先生が3年をかけ監訳された大作です。

ボディワイズの最大級の武器: ハンドアックスによる筋膜リリース

ボディワイズの最大級の武器: ハンドアックスによる筋膜リリース
これがなければ、ボディワイズの施術は話しにならないと言えるほどのものです。
それほどにまで、他との差別化がなされたものでしょう。
それは完全に私が必要に迫られて考えて自作していった


ハンドアックスというと、手斧
手斧の先にある石のような形の、
3キログラム程度の重りが入る手製のグッズと、
中に発泡スチロールやゴム製の軽量グッズ。

セラバンドを巻きつけ自作しています。




私の施術における最大の特徴はこれ。

かつて私はハンドマッサージで筋膜リリースを試みていました。

私なりに武道の心得をつけてみて圧をかけるホームを研究する。
そのために畳一畳ほどの大きさの鏡を設置して施術中のフォームを観察してきたし、
様々なハンドマッサージでのリリースのやり方を考えてみた。

肘を使う、膝を使う、指先を使う、、、。

ただ筋膜のリリースとは、
すでに極度に発痛して顔を歪めたくなるようなきつい炎症部分。
こちらをリリースしなければならないのだが、
膝も肘も指先も、骨で突き刺すような激烈な痛みがでてしまう。
それでも我慢してリリースを受けてもらえといったことは、
あまりに申し訳ないことですし、
新たに施術中に恐怖心の伴うトラウマが造成されかねない。

そうなるとリリースの仕方がソフトになっていかざるをえない。


施術方法のなかには、オステオパシー系の誇張法のような、
ラニオセイクラルセラピーでおこなうような5グラムの圧を
持続的にかけてリリースするというものもある。
その存在も知っている。
ソフトにリリースという方法もあるのだが、
私が求めるところまで、私の力でそれを改善させるまでは入れない。

私のところへは、
インターネットのみで私のところを告知している関係上、
東は岩手から南は博多から。
足を伸ばして通ってきていただいていたことがあります。

20年近く前のときは、
インターネット上では、
施術院のホームページが少なかったからでしょう。


もちろん相当にお客様自身、お体の状態に負担を感じていたから、
遠距離にもかかわらず足を運んできて頂いていたのです。


ですが従来のやり方では、
私が執り行っても私が納得できる成果が出せない。

一応のこと、相当に勉強はさせていただいたので、
そこでご納得いただけるように説明してもいいが、
ですがお客さまにとってみれば、
そんなことはできないことのいいわけにすぎない。

結果が出せれば喜んでいただけますが、
そうならなければ私もお客様も苦境に。


そして困りに困っていた。

それまでずっとハンドマッサージ、
手の感触で解くことにこだわってやってまいりました。

ですがそこを卒業して、道具を持つことを決心します。


最初はタオルをグルグルに巻いて、硬度を出してそちらをお客様に当てて、
緩めればいいというアイデアを思いついた。

コペル からだとの会話
http://frank-coper.seesaa.net/

という物語風のものを書き記させていただいた頃。




するとお客様に直接接触する面が、
施術者の私の肘の骨、膝の骨、指先の骨という硬質系のものから遠のいた。

その時点で圧が15キロほどの強めにかかったとしても、
ある程度の慢性的な患部の場合は無痛の状態だった。
(急性の炎症はもちろんその限りではない)

ただタオルをくるくるに巻きながらとか、三角に折りたたんでみたりと、
患部にフィットするように施術中に加工して利用するのは手間がかかる。
それでなくともいつも以上の力をかけることができるようになったため、
施術者の体力の消耗は激しくなる。
それにタオルのような薄っぺらいもので、
床でヨガマットを敷いて施術をしていたから、
前傾の度合いが非常に強いまま強い力を出す。
それは気が遠くなるような呼吸器系の苦痛や腰痛、そして首の締め付け、
様々な不調を施術者の体に強いていった。


そして徐々に巻タオルから、現在利用している、
様々な患部の用途ごとに合わせたハンドアックス的なグッズを作り出し、
施術のパワーの飛躍により、かつてなら歯がたたないところもリリース。

タオルを使っていたときに、お客様に痛みを感じさせないように、
接触させる方法などを研究してきたので、
重さが大幅に増したのだが、その扱い方を工夫することで、
手先や肘や膝で与えた痛みを大きく引き下げつつも、
大幅にリリースの効率を良くすることができるようにした。

たとえば、
ずり圧をかけてリリースするのだが、
その際に、足や腕や胴体などでは、
患部を広く前後はさみこんでずり圧をかけると、
今まで直接的に患部を圧していたならば解けなかったものも解けるように。

それには圧をかけるためのものに重みがあって、
ずり圧を活かすには一定以上のパワーが必要で、
それをクリアできるにも、このハンドアックス。
その重みが生きているのです。

また定点的に点で圧をかけると痛みが出るはずが、
それをブロックの長さを利用することでてこを使い、
浸透性の高い圧をかけられるようにする。

浸透性の高い圧とは、
同じ圧でも質量の少ない手押し状態で小手先で押すのか、
質量を非常に大きなものとするため私の体重と重りの重さを有効に合致させ皮膚を貫きその奥にまで圧が届くような浸透圧ににして押すのか。
そのような違いです。

私が見るところでは、
この後者の圧をかけられる先生は、
熟達したレベルに達しておられる方が多いように思います。
ただ浸透性の高い圧は、それだけ骨折や腱や靭帯を痛めるリスクが増しますから、
十分に身体の基礎知識を頭に3D的に描ききれていなければ使うのはやめたほうがいいようです。


つまり体の表層筋部分が一番痛点が集まり、
浸透性の悪い圧をかけるととにかく痛くてしかたがないのだが、
浸透圧を自在にコントロールして圧をかけられるならば、
そこをクリアできるので、順次奥へ奥へと入っていける。


ハンドアックス。



それを取り入れる前とあとでは変化は、
まったくもって実感として別物です。




それを私自身が目の当たりにみて、感じて。
できればこういうのが多くの方に広まって、
多くのお客様方が幸せになっていただければと希望しました。


それは私自身が、よくメールで問い合わせを受ける内容に、
私と同じやり方をしている先生がいたら紹介してくだだいと、
ご連絡をいただくからです。

ブログの文面でみて関心を持っていただけたのでしょう。




ただ私は、このハンドアックスを利用して圧をかけたため、
膝は曲がるは、生爪を幾度も剥がすは、腰や首や、、、と、
相当な辛い状態に陥りました。

今は、外見上は初めての人に驚かれますが、
靴下を3足重ね履きして、その下に絶対に滑らないミドリ安全の安全靴。
膝に膝パットサポーターをしないと膝から血が出ます。
ものすごい踏ん張りなんですね。

それでもお客様は、
スヤスヤと熟睡されていることが多いのですが。
不思議なものなのですよね。 ^ー^




私自身、長年に渡り、体の使い方のレクチャーもさせて頂くので、
人並みか、それ以上の工夫をしながら体を使っています。
その知恵を総動員して、どうにかぎりぎりのところで乗り切りつつ、
改良に改良を加えて施術を進化させていくものなのです。
進化の過程で、常に、体にはどっと強い負担がやってきますから。

身体操作法のノウハウがない状態で、
私と同じことをしようというのでは、
体がかなりしんどい状態になるので。
あまりおすすめすることができない。


幾人かから、
その施術法を教えて欲しいと申し込まれたことがありますが、
内情をお伝えさせて頂き、
そして実際に施術をお受けいただいて自分がそれをしてみると考えてみたとき。
今まで、どなたも本格的に取り入れて学んでみようという人はいなかったのです。

私といたしましても、
自分が一番このしんどさを体験しているものです。
だから「是非に」とは勧めきれないところがあります。



ただし、
最近、ゼロプロマッサーという機器を手に入れました。

ゼロプロマッサーを持つ前に、
アクティベーターでそれを活かす下準備が整えられ、
うまくその上に乗せて活躍させることができました。
それによりスムースに実戦で用いることができています。

ゼロプロマッサーを利用することで、
今までの私の浸透圧をかけていた工夫部分を、
ある程度代用させることが可能ではないかと。

これはこれで簡単なことではないノウハウが、
幾重にも忍ばせてできることなのですが、
研究して見る価値があると思っております。





そしてゼロプロマッサーを取り入れてなす筋膜リリースについてならば、
さまざまな面で実際に取り入れて幸せになる人が増えるのではと
今、考えています。


ようやっと、多くの方々と幸せな体をシェアできるような世界へのステップアップのめどがついたのでしょう。 ^ー^)

かなり期待してます。



素手から、タオル。

タオルからハンドアックス。

ハンドアックスから電動機器。

徐々にボディワイズの施術にも文明化の波が押し寄せてきています。

医学気功と太極拳の修練

臨床現場で生まれた医学気功

臨床現場で生まれた医学気功

気功は、呼吸を意識したり、経絡を意識して体を動かす。

動き方は難しいものではなくて、
一度、覚えれば実践することは、
無理なく、難なく出来るだろう。

それに実践するためのスペースも畳半畳あればいいし、
静かに静止したままの修練の静功と、
動きをともなう修練の動功があります。


気功は他の筋トレのようなエクササイズとは異なります。


修練積極的にイメージを取り入れ
自律神経系の状態を改善させていく。


即効性を狙うより、
日々の定期的な修練を積み重ねることにより、
慢性化した疾患等の問題を徐々に改善したり、
健康維持に意義があります。


施術を受けたあとに、
症状別の功法が上記の書籍には紹介してあるので、
それを参考にして取り組んでいただくのもいいでしょう。
または自分の気に入った気功法を選択していただいて、
定期的に修練をなさっていただければ施術の成果を維持し効果を促進させてくれるでしょう。



ただ気功というと、
人によりますが「怪しいもの」というイメージがついてまわるため、
それが原因であまり積極的に施術後の動き方のレクチャーの際には
顔をだしてくることは少ないというようになっております。

もし気功に関心がある方がおられれば、
多少のことは覚えがありますので、
ご質問やお問い合わせをいただければ。


    • -

身体技法の基本から極める! 宗家20世・陳沛山老師の太極拳『超』入門

身体技法の基本から極める! 宗家20世・陳沛山老師の太極拳『超』入門


太極拳は、気功の修練と比べれば、ハードルが高くなります。

たとえば、太極拳には要諦として、


 気沈丹田 心静用意

 沈肩垂肘 身正体鬆

 内外相合 由鬆入柔

 上下相随 弧形螺旋

 主宰於腰 中正円転

 尾閭中正 源動腰脊

 含胸抜背 脊貫四梢

 虚領頂勁 三尖六合

 呼吸自然 速度均穀

 分清虚実 胯与膝平

 動中求静 眼随手転

 剛柔相済 手与肩平


などのポイントを意識しながら稽古をおこないます。

よく意味のわかりづらい四字熟語が出てきましたね。
ちょっとこれを記憶せねばと思うと、
戸惑われる方も多いはずです。

ただ、
これらの要諦が空で言えて、身体に身につくならば、
ハイレベルな身体操作法を習得したことになります。
どのような運動競技に対しても、要諦は活かせます。
応用範囲の広い、すばらしい稽古の指針となります。


太極拳を学習及び習得をしたい場合。
書籍から、映像から、学んでいくのはハードルが高く、
短期間でもしっかり教えていただける教室に通うこと。

そのようにしていただければ、
上述の身体操作の要諦を元に、
合理的な身体操作法を身につけられるでしょう。


太極拳は、屈筋群を利用せずに、伸筋群を巧みに利用して、発力(=発勁をしていきます。
伸筋を主体に動く動き方を身につけるための修練法として、非凡な能力を発揮してくれます。

伸筋主体の動きができるように修練し身に付けることこそが、
体調を根本から改善させ向上をもたらし、
年齢が増し加齢後も若さを保ち続けるアンチエイジングの成果が期待できる非凡な秘訣です。


太極拳の教室選び、先生選びは大事で、
昔から3年かけて師を選べと言われるほどです。


套路という太極拳の型を外形上のみ教え伝えるというような教室では、
身体内奥に潜在した能力を開花させずらい。
表面上の動きの作りを察知するのではなく、
身体内部が充実した存在感を主張する動きを教え伝えるよう指導する先生を選ぶべきです。
そうするには指導者のたゆまぬレクチャー力の向上思考があるかどうかが問題になります。


ちなみにアンチエイジングの好例として、
次のような実際に私がお聞きした例があります。

たとえばとある大学の教授、名誉教授たちのなかで、
なんらかの太極拳を日頃から愛好し修練するものは、
年老いても壮健な状態はことごとく続くものですが、
そのような取り組みをしていない人たちは軒並み不都合な状態に陥っているということがあるのだと、
実際の話しをお聞かせいただいたことがあります。

そのような成果を出すことができるような秘密が、
太極拳を無理なく楽しく修練を怠らなければ、
いずれ理解が及ぶこととなるのでしょう。


そのときが楽しみですね。

        • -

太極拳の稽古をするとき、要諦を自主的に学んでから望むようにすると、成果が出やすいでしょう。
以下その参考図書です。

遠赤外線ドーム型サウナ スマーティ

手技療法とは異なります
道具が必要となりますが、、、


遠赤外線ドーム型サウナ - スマーティのフジカです
http://fujika.co.jp/html/products02_smarty01.html



定期的に遠赤外線ドーム型サウナの輻射熱を体の芯に取り込んで、
ヒートショックプロテインという免疫力を上げたり体の組織の再生をはかれるような状態にさせるケアをしています。


冷え性等の体質の陰性を抑制させてバランスをとるのにも優れ、
同時にカッピング、吸玉療法をあわせることで、
代謝力が促進された管理された状態が長期に渡るようコントロールできます。
それにより体質を改善させることができます。

私は、肉体疲労時や、体の歪みのリセットのために、大切なケアグッズとして、利用しております。

皮脂腺の油が加齢臭をだすので、
その軽減することにより体臭の抑制にもつながります。

靭帯性関節ストレイン

記入日:2014年10月29日

靱帯性関節ストレイン

靱帯性関節ストレイン

Google ブックス にて『靭帯性関節ストレイン』の中身が一部(かなりの分量)見ることができます。
ご参考まで。
http://goo.gl/ev91KK



アマゾン上の解説
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
靱帯性関節ストレイン・テクニックは、
スティル、サザーランド以来、100年以上にわたって使用され、
効果を上げてきたオステオパシー・マニピュレーションである。
関節が障害されると靱帯がストレインを受け、均衡していた靱帯の緊張が崩れる。
通常、より弛緩している方がストレインを受けた靱帯であり、
より引き締まった方が正常な靱帯である。
治療の目的は、双方の靱帯のバランスをとり、弛緩した靱帯を引き締め、
骨が元の正常な位置に戻るまで、その等しい緊張を維持することである。

矯正テクニックの原理は、スティルの教えに基づく、
(1)自由化、(2)誇張、(3)バランス――を3つの要素にしており、
間接法を主体にして、直接法とのコンビネーションで組み立てていく。
当然、筋・腱・筋膜へのアプローチも多く、のちにこれが筋・筋膜リリースとして分離していく。

本書ではこれらエッセンスを透過式(スケルトン)のイラストを通してわかりやすく解説がなされている。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


靭帯性関節ストレインというオステオパシー系の手技は、
私がカウンターストレインと並列して、
サブメインとして多用しているテクニック。

手技療法の初学者が、
最初にみっちり身につけていただければ、
施術成果を確実に引き出してくれるため、
自信につながるという典型的な手技です。

やり方は、日頃施術で人体に接しているものは、
さほど難易度が高くないといえよう。


順序立てた施術をほどこす際の手順解説は、
本書のやり方を解説するイラストを最大限参照観察し、
まったくその通り行えば、
ある程度のリリースは容易にできてしまう。

私が一番最初、こちらのテキスト通りに膝等のリリースをしたら、
非情に高い成果を示されたため、かなり感動したことを思い出す。

多大な効果が期待できるうえ、
即効性もある。
安全性も高い。



個人的感想だが、比較的マスターしやすいのが、
こちらの靭帯性関節ストレインであるといえる。
身につけていないならこれほどもったいないと思えるものはない。



リリースの仕組みが理解できれば、
靭帯部位のリリースの要点を把握しやすくなり、
この手技療法を理解から、さらなる靭帯リリースの応用が可能。

「オーソパシックメディスン」と「筋膜療法」

記入:2014年10月26日


私が筋膜のイメージを大変、把握しやすくしてくれた本があります。

オーソパシックメディス

本書の内容紹介
 筋骨格系障害を筋膜歪曲モデルにあてはめ、
オステオパシーと整形外科の概念を統合する画期的理論を
カラーイラストと写真を多用し分かりやすく、概念、テクニックを説明している。
この本はオステオパス、救急医、リハビリテーション医、
整形外科医に全般的オーソパシーの基本を紹介します。
足首捻挫、腰痛、四肢、腎仙痛、五十肩、脳卒中の後遺症のリハビリ等に顕著な結果が出ている。
多くのオステオパスが今まで以上の治療効果を出すことは間違いない。


私にとって、貴重極まりない本。
筋膜の歪曲した状態を回復させるための内容が記されている。
私は他書の筋膜系の書籍を多く視ているが他の本には見たことがない内容だ。


私がこの本に出会わなければ、
筋膜のダメージを受けている様子を
詳細にイメージすることができなかったでしょう。

そうであれば筋膜の癒着が、
この体の部位ではこのような歪曲パターンを持つからこのようなアプローチが最善だと
自信を持った判断ができないで施術を続けることになっていただろう。

筋膜リリースについて関心がある先生方には、推奨させていただきたいです。

ただ私はこの本を書店で昨今では見かけたことがないので、
ネットで販売しているところを検索して通販等での購入となるのでしょうか。


本書を繰り返し参照しながら筋膜が歪曲した状態が理解できれば、
体内で筋膜の癒着が相当にこんがらがる様子が想像できるだろう。
皮膚の上の外見ではそれは想像がつかない様子になっているので、
いったん筋膜が引き伸ばされて異常な状態になったまま硬化すれば、
その状態がそれ以降の人生でずっと影響し続けるような仕組みにも、
私はこの本の歪曲パターンをつぶさに考察させて頂いて理解できた。




過去のことですが、この本はあまり書店には販売しても実入りが少なくて、とある民間医療書を専門に取り扱う書店では店の棚に置いておらず、私が書名を告げて購入したいと申し出ると「そうなんですか、この本はあまり売れてもウチとしては・・・」といった内容の言葉を聞くことができためずらしい本でした。
左側が英語で原書表記で、右側が日本語。
私は初版を購入しているので、日本語訳が不安なところがあるのかもしれない。
現在は、版も重ねておられるので、最新版を購入されることをおすすめします。


こちらの講習会は、国試合格者のみ受講可能だと思いました。
国試合格者で、筋膜へ関心があれば、
積極的に受講を考えてみてもいいのではないか。



それと吉岡紀夫先生の下記の本です。

“変形/痛み”の治療革命!筋膜療法/Fa・ther

“変形/痛み”の治療革命!筋膜療法/Fa・ther

異次元”体のゆがみ”の治療法―Fa(scia)ーther(apy)/筋膜療法by

異次元”体のゆがみ”の治療法―Fa(scia)ーther(apy)/筋膜療法by

医学・医療が解らない「体のゆがみ」「筋骨格系の痛み」の安全!確実!な治し方

医学・医療が解らない「体のゆがみ」「筋骨格系の痛み」の安全!確実!な治し方

・最後の本は、私は所有していません。

直接、筋膜療法の本を読んでも、それがすぐ臨床上役立つものではないと私は思うのだが、
いたるところに目から鱗が落ちるような解剖学的に造詣が深いことを伺わせられる箇所が見受けられる。

筋膜を緩めるための基礎知識や体のありようを探るにはもってこいの書籍でした。